114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/20(火) 20:20:06.85
115 :114:2012/03/20(火) 20:23:40.01
116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/21(水) 21:06:31.57
初めに断っておきますが、ものすごく長くなると思う。
僕の宝物、大好きな妻は8年前から僕の事を想っていたと言う。
この恋はきっと叶わないだろうからと、自分を好きだと言ってくれる人とつきあった事があるから
正味、ずっと僕にだけ一途だった訳ではない。
僕はと言えばその頃(妻と知り合った頃)は、既につきあっている彼女がいて
大学を出たのちに就いた仕事にも慣れ、このままいけば結婚かなと思っていたし
出会った頃の妻を、恋愛の対象とは微塵にも思ってもいなかった(第一幼すぎるし)
彼女と再会して、偶然1対1で関わる機会に恵まれ
彼女と話すうちに、次第に彼女に惹かれていくのが自分でもわかった。
恋人にそろそろプロポーズをと思っていた矢先に、他に好きな人ができたと言われてから約2年 が経ち
心に負っていた失恋の傷がずいぶん癒えて、お前もそろそろ新しい恋をしろと神様に言われているのかもしれない。
そんな自分勝手な解釈をしながら、彼女とアドレスの交換をしてメールのやり取りを楽しんだ。
僕の車で遠出のドライブを楽しんだり、僕の家で彼女の好きな映画のDVDを一緒に見たり
二人ともに大好きなミスチルのライブに行ったのは、これから絶対に忘れられない思い出だ。
僕が大好きな曲に触発されて、ついに自分の気持ちを彼女に打ち明けた。
ビックリしたような瞳で僕の顔を見た彼女は、そのあと真っ赤になってうつむいてしまったけど
僕が肩を抱いたら、彼女は体を僕にあずけるようにそっと寄り添ってきた。
僕は自分の年齢もあり、以後女性とつきあうならその先には「結婚」があるのが当然と思っていたので
自分の気持ちを彼女に打ち明けた時には、将来の伴侶はこいつしかいないと思っていた。
だけど彼女は僕よりもかなり若いので、この時点で僕に決めてしまう必要もなかっただろう。
でも、僕自身が彼女以外とこれからの人生を一緒に歩く未来図を描けなかった。
続きます。
僕の宝物、大好きな妻は8年前から僕の事を想っていたと言う。
この恋はきっと叶わないだろうからと、自分を好きだと言ってくれる人とつきあった事があるから
正味、ずっと僕にだけ一途だった訳ではない。
僕はと言えばその頃(妻と知り合った頃)は、既につきあっている彼女がいて
大学を出たのちに就いた仕事にも慣れ、このままいけば結婚かなと思っていたし
出会った頃の妻を、恋愛の対象とは微塵にも思ってもいなかった(第一幼すぎるし)
彼女と再会して、偶然1対1で関わる機会に恵まれ
彼女と話すうちに、次第に彼女に惹かれていくのが自分でもわかった。
恋人にそろそろプロポーズをと思っていた矢先に、他に好きな人ができたと言われてから約2年 が経ち
心に負っていた失恋の傷がずいぶん癒えて、お前もそろそろ新しい恋をしろと神様に言われているのかもしれない。
そんな自分勝手な解釈をしながら、彼女とアドレスの交換をしてメールのやり取りを楽しんだ。
僕の車で遠出のドライブを楽しんだり、僕の家で彼女の好きな映画のDVDを一緒に見たり
二人ともに大好きなミスチルのライブに行ったのは、これから絶対に忘れられない思い出だ。
僕が大好きな曲に触発されて、ついに自分の気持ちを彼女に打ち明けた。
ビックリしたような瞳で僕の顔を見た彼女は、そのあと真っ赤になってうつむいてしまったけど
僕が肩を抱いたら、彼女は体を僕にあずけるようにそっと寄り添ってきた。
僕は自分の年齢もあり、以後女性とつきあうならその先には「結婚」があるのが当然と思っていたので
自分の気持ちを彼女に打ち明けた時には、将来の伴侶はこいつしかいないと思っていた。
だけど彼女は僕よりもかなり若いので、この時点で僕に決めてしまう必要もなかっただろう。
でも、僕自身が彼女以外とこれからの人生を一緒に歩く未来図を描けなかった。
続きます。
115 :114:2012/03/20(火) 20:23:40.01
続きです。
だから彼女の誕生日に予約しておいたお店で、食事があらかた終わった頃に意を決してプロポーズをした。
「俺と結婚してくれ」これだけ言うのに大汗をかいた いわゆる「滝汗」というヤツだ。
彼女ははにかみながらうなずいてくれて、私をお嫁さんにしてくださいと答えてくれた。
それからは、実にトントン拍子にことが運んでいった。
ひとり娘の彼女の家に挨拶に行く日の前夜は、久しぶりに緊張してなかなか眠れなかったけど
当日は最敬礼、土下座、なりふり構わず彼女の両親に頭を下げて結婚の許しをもらった。
彼女の父親は柔道の有段者で、射撃の腕も相当なものと聞いていた。
その上このひとり娘を、とても大切にしている事を昔から知っていたので
緊張することこの上なくて、挨拶する時は今までで一番汗をかいていたと思う。
(プロポーズの時といい勝負だったかもしれない)
そんなこんなで手に入れた妻を、今度は僕の方がもっともっと好きになっていっている。
意外だった一面を見つけるたびに、妻のことをあらためて愛おしく思う。
甘えん坊に見えて実は芯が強いところ、不慣れな家事を一生懸命覚えて頑張ろうとしているところ。
経済的に何不自由なく育ったお嬢さんが、いろんなサイトで節約の勉強をしているところ。
僕が脱いだスーツの上着をハンガーにかける前に、そっとその匂いをかいでいるところ。
他にも沢山の愛おしいところを見つけるたびに思う。
絶対に妻のことを幸せにしなきゃいけないって。
そんな彼女が妊娠し僕たちが幸福感に包まれているさなかに、彼女の体が癌に侵されている事がわかった。
癌になんて、僕たちは絶対に負けない。
実際に病と闘うのは妻自身だけど、僕も出来る限りのサポートで彼女と一緒に闘っていく。
大好きな妻を 僕はまだ幸福にはできていない。
まだまだこれからだ 絶対に癌になんて負けないからな!!
お見苦しい文章で申し訳ありませんでした。
だから彼女の誕生日に予約しておいたお店で、食事があらかた終わった頃に意を決してプロポーズをした。
「俺と結婚してくれ」これだけ言うのに大汗をかいた いわゆる「滝汗」というヤツだ。
彼女ははにかみながらうなずいてくれて、私をお嫁さんにしてくださいと答えてくれた。
それからは、実にトントン拍子にことが運んでいった。
ひとり娘の彼女の家に挨拶に行く日の前夜は、久しぶりに緊張してなかなか眠れなかったけど
当日は最敬礼、土下座、なりふり構わず彼女の両親に頭を下げて結婚の許しをもらった。
彼女の父親は柔道の有段者で、射撃の腕も相当なものと聞いていた。
その上このひとり娘を、とても大切にしている事を昔から知っていたので
緊張することこの上なくて、挨拶する時は今までで一番汗をかいていたと思う。
(プロポーズの時といい勝負だったかもしれない)
そんなこんなで手に入れた妻を、今度は僕の方がもっともっと好きになっていっている。
意外だった一面を見つけるたびに、妻のことをあらためて愛おしく思う。
甘えん坊に見えて実は芯が強いところ、不慣れな家事を一生懸命覚えて頑張ろうとしているところ。
経済的に何不自由なく育ったお嬢さんが、いろんなサイトで節約の勉強をしているところ。
僕が脱いだスーツの上着をハンガーにかける前に、そっとその匂いをかいでいるところ。
他にも沢山の愛おしいところを見つけるたびに思う。
絶対に妻のことを幸せにしなきゃいけないって。
そんな彼女が妊娠し僕たちが幸福感に包まれているさなかに、彼女の体が癌に侵されている事がわかった。
癌になんて、僕たちは絶対に負けない。
実際に病と闘うのは妻自身だけど、僕も出来る限りのサポートで彼女と一緒に闘っていく。
大好きな妻を 僕はまだ幸福にはできていない。
まだまだこれからだ 絶対に癌になんて負けないからな!!
お見苦しい文章で申し訳ありませんでした。
116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/21(水) 21:06:31.57
誰も来ていないのをいいことに
今日も引き続いて、大好きな妻のことを書かせてもらう。
仕事の帰りに病院へ寄って、今日も妻の顔を見てきた。
食事制限は特にされていないので、妻の大好きな苺のケーキを手土産にした。
彼女が言うところの、早すぎてまだ慣れない夕食を食べたあとたいくつな時間を過ごしていたので
僕が顔を見せた時、パジャマ姿の妻はまるで飼い主を見つけた子犬のような瞳をしていた。
僕が笑いながらそう言うと「だって退屈だったんだもん 仕方ないでしょ」
少しだけ頬をふくらませながら妻がそう言いながら笑った。
苺のケーキを買ってきたぞと僕が言うと、僕が箱を開けるのをわくわくしながら待っている。
そんなそぶりを愛おしく思いながら見ていると、いったいどこが悪くて妻はこんなところにいるのだろう…と思う。
あの悪夢のような宣告は夢なのではないか、それともいわゆる『どっきりカメラ』というものではないか
そんなことを思いながら僕はケーキを紙皿にあけ、ポットのお湯を使って紅茶を淹れた。
(机の上に置かれた見舞いの祝儀袋を見つけて、あっという間に現実に引き戻されてしまうのだが)
ケーキをひと口食べたあと、妻の動作がピタッと止まってしまったので
初めて行ってみた店のケーキはあまり美味しくなかったのかな…と思ったのだけど
妻の目からは涙がこぼれていて、しきりにごめんなさいごめんなさいって言う小さな声が聞こえてくる。
何がごめんなさいなんだと聞くと、あなたはこんな私とどうして結婚したのと言って妻は泣くばかりだった。
こんな場面こそ僕が役者になる時なのだと思い、僕は妻の体を強く抱きしめて背中をさすりながら話をした。
こんな時だからこそ尚更お前と結婚したかったんだよ 俺はお前がいないと本当に駄目なんだよ。
あえて大袈裟に言ったあと、妻のくちびるにキスをしたら少し甘い苺の味がした。
僕の大根芝居はすぐに妻に見破られたみたいだけど、それでもいいと僕は思っている。
一流の役者には到底なれそうにもないけど、それでも僕は大好きな妻を笑わせ続ける役者でありたいと思う。
今日も引き続いて、大好きな妻のことを書かせてもらう。
仕事の帰りに病院へ寄って、今日も妻の顔を見てきた。
食事制限は特にされていないので、妻の大好きな苺のケーキを手土産にした。
彼女が言うところの、早すぎてまだ慣れない夕食を食べたあとたいくつな時間を過ごしていたので
僕が顔を見せた時、パジャマ姿の妻はまるで飼い主を見つけた子犬のような瞳をしていた。
僕が笑いながらそう言うと「だって退屈だったんだもん 仕方ないでしょ」
少しだけ頬をふくらませながら妻がそう言いながら笑った。
苺のケーキを買ってきたぞと僕が言うと、僕が箱を開けるのをわくわくしながら待っている。
そんなそぶりを愛おしく思いながら見ていると、いったいどこが悪くて妻はこんなところにいるのだろう…と思う。
あの悪夢のような宣告は夢なのではないか、それともいわゆる『どっきりカメラ』というものではないか
そんなことを思いながら僕はケーキを紙皿にあけ、ポットのお湯を使って紅茶を淹れた。
(机の上に置かれた見舞いの祝儀袋を見つけて、あっという間に現実に引き戻されてしまうのだが)
ケーキをひと口食べたあと、妻の動作がピタッと止まってしまったので
初めて行ってみた店のケーキはあまり美味しくなかったのかな…と思ったのだけど
妻の目からは涙がこぼれていて、しきりにごめんなさいごめんなさいって言う小さな声が聞こえてくる。
何がごめんなさいなんだと聞くと、あなたはこんな私とどうして結婚したのと言って妻は泣くばかりだった。
こんな場面こそ僕が役者になる時なのだと思い、僕は妻の体を強く抱きしめて背中をさすりながら話をした。
こんな時だからこそ尚更お前と結婚したかったんだよ 俺はお前がいないと本当に駄目なんだよ。
あえて大袈裟に言ったあと、妻のくちびるにキスをしたら少し甘い苺の味がした。
僕の大根芝居はすぐに妻に見破られたみたいだけど、それでもいいと僕は思っている。
一流の役者には到底なれそうにもないけど、それでも僕は大好きな妻を笑わせ続ける役者でありたいと思う。
オススメ新着記事
オススメ商品 - Amazon
この記事へのコメント
1 恋人は名無しさん@男と女のハナシ 投稿日:2012年03月21日 22:52 ID:- ▼このコメントに返信
早く治るといいのだが
今は癌になる素養(因子)のある人は、東北関連で癌が大量に出て来る気がする。ファイトケミカルを実践中だけど(特にVC摂取)、どこまで上手く行くかなぁ。。癌がどういう末路を辿るのか、身内などでその介護などで散々見てきたから、悲惨すぎる。奥さん良くなると良いね。
早く元気になって、二人で帰れる日が来ると良いですね。
>>2
チラシの裏に書いてろアホ
チラシの裏に書いてろアホ
2chに書き込んでることでわかるだろww
こいつあほか。俺は肉親が癌になったときは、こんな自分の思いなんて書きこまんで必死に治す方法を調べまくってたわ。こんなの書き込んでる暇あったら何処の病院が治療成果高いとか、アメリカではどの抗癌剤が治療効果上げてるとか調べろボケ。
きめえ
こんなきめえポエム初めて読んだ
きめえ、ただただきめえ
こんなきめえポエム初めて読んだ
きめえ、ただただきめえ
若い時のガンは進行が早いからなぁ~。
早く治るといいけど。
早く治るといいけど。
良い抗がん剤=高い胎児毒性・・・。